2010年10月26日火曜日

ウォードライビング

Googleのストリートビューに関して、プライバシーの問題が取沙汰されていますが、今回、画像収集と同時に、電子メールやパスワードまで収集してしまったケースがあると発表されました。

「ストリートビュー」パスワードまでキャッチ グーグル謝罪 - MSN産経ニュース

暗号化していない無線LANの情報を収集してしまったということなのですが、そもそも、無線LANのデータを受信していたことが問題。それは中止されたということで、今後はないことを祈りましょう。

Googleはもちろん、無線LANのデータを集めたかったわけではないのですが、世の中には悪い人がいて、無防備な無線LANはないかと探している人がいます。その手法を「ウォードライビング」といいます。
まさに今回のように「車で探す」(車とは限りませんが・・・)のです。

悪い人は、無防備な無線LANを見つけて、「なりすまし」をしたり、「タダで」ネットを使ったりするのです。

これを防ぐためには、無線LAN周りのセキュリティ設定を十分に行なうことです。


記事をご覧頂ければわかるとおり、「暗号化されていないデータが受信」されてしまったわけですから、必要以上に恐れる必要はありません

ただ、ウィルスやフィッシングなどの場合は、自分で気が付くことが可能ですが、ウォードライビングで収集されたことは気が付きません。

「ウォードライビング」とは情報セキュリティの中ではあたりまえの用語として使われるものです。それだけ珍しい手法ではないことを覚えておいてください。

そして、今一度、セキュリティ設定がされていることを確認して下さい。
自信がない場合は、無線ではなく有線で繋いでくださいね。

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