2011年6月28日火曜日

スマートフォンのセキュリティ

この夏、携帯電話各社はスマートフォンに力を入れています。
以前もスマートフォンでのウィルスに関する記事を書きましたが、NTTdocomoは、ウィルス対策ソフトを無償で配布することを発表しました。

ドコモ、安全ソフトを無償配布 スマートフォン向け マカフィーと提携 :日本経済新聞

7月1日から既存ユーザは無償でダウンロードができるとのこと。そして、今年末発売予定機種から標準装備するらしい。
これはスマートフォンのセキュリティを懸念している人にとって、朗報です。
躊躇していた人がこれを機に乗り換えることにも一役買いそうですね。


先日、スマートフォンの危険性の意識調査結果が新聞に載っていましたが、とても低いことがわかりました。やはり今までの携帯電話は紛失や盗難など以外で、登録してある個人情報の流出やウィルスなどを意識する必要がなかったことが大きいのでしょう。ガラケーは偉大です。

スマートフォン安全対策「予定なし」42% 危険性の意識低く: 日本経済新聞
※ガラケー(ガラパゴス・ケータイ):独自に進化した日本の携帯。多機能だが世界標準とは異なるため、「ガラパゴス諸島」にひっかけてこう呼ばれる。

docomoだけではなく、他社も追ってウィルス対策ソフトの配布を始めることでしょう。

みなさんの携帯(スマートフォン)にあるアドレス帳には、名前や生年月日、住所から家族の名前まで登録されていることもあるでしょう。流出したら大変な『個人情報』です。それを欲しがる悪い人たちが世界中にいることを知ってください。


Google社もアンドロイドの強化に力を入れていますが、ユーザのみなさんは、以下の点を心にとめておいてください。
  • OS(アンドロイド)の最新バージョンを使用する。
    ※各社、機種などにも依存すると思いますので、各ホームページや案内をチェック!
  • ウィルス対策ソフトを使用する(最新パッチがでたら、都度適用する)。
  • 不正なソフトウェアはダウンロードしない。
これでわかると思いますが、スマートフォンにはパソコンと同じセキュリティ対策が必要です。
それを忘れないようにしましょう。

docomoのウィルス対策についての詳しい内容は、NTTdocomoの下記ページを参照してください。

スマートフォン向けウイルス対策サービス「ドコモ あんしんスキャン」を無料で提供開始:NTTdocomo

私の携帯ももうすぐまる5年。。そろそろ変え時ではあるのだけど、、スマートフォンにするか、ガラケーでいけるところまでいくか・・・

2011年6月3日金曜日

Gメールの顧客情報流出!!

昨日の夕刊で思わず目をとめた記事、「グーグルの情報流出」。
「米高官ら数百人のメール、中国からのサイバー攻撃」

グーグルのGメールで情報盗難 「中国から攻撃」 米政府高官ら被害か :日本経済新聞

個人情報が盗まれたとのこと、手段は「フィッシング」と記事にはあります。
被害を受けたのは、現在のところ、アメリカの政府高官や、中国の民主活動家、韓国のアジア諸国の高官、軍事関係やジャーナリストなど。。。

しかし、これらの人が、偽サイトに誘導されてパスワードを入力してしまった・・・ということなんでしょうか。。。
(※フィッシングとは、正規サイトを装い偽サイトに誘導し、そこで個人情報を入力させることにより不正に情報を入手する詐欺)

6月1日に、サイバー攻撃を受けたら報復する、という内容の記事がありました。

サイバー攻撃に武力で反撃も 米国防総省が新指針 :日本経済新聞

これを見たときは、「そんな大げさな・・・」と感じたのですが、その翌日にこのような事が起こるとは。。確かに、政府高官や軍事関係者のメールが見られたとなると、大げさな、、とは言ってはいられないですね。。。

記事によると、「Gメールのシステム自体のセキュリティの問題とは関係ない」 といいますが、一度このようなことが起こると、今回の犯人(グループ?)だけではなく、他の悪い人たちも「同じ手口でできる」と考えても不思議はありません。


GoogleのGメール、利用者は大変多いです。私ももちろん利用者です。

「自分はそんな重要人物ではないし」などと思わず、まずはパスワードを変更しておきましょう。