娘にせがまれ、クレヨンしんちゃんの映画を初めてみてきました。
おしりを出していたり、言葉使いが悪いなど、親としては「う~ん・・・」と思う箇所もあるのですが、泣けてしまうんです。
映画の詳しい内容は割愛しますが、一番心に残ったのは、自分の子どもを道具にする悪役に対して、しんちゃんのお父さん(ヒロシ)が、「こどもには、自分の子どもには、"生き延びろ"というだろー!!」という台詞です。
そうですよね、親ならそう思いますよね。自分の命がなくなっても、子どもには生き延びて欲しい。
最近あまりにも幼児虐待のニュースが多すぎます。昨日のニュースの続報?と思いきや、新たなニュースだったりします。悲しい世の中です。
クレヨンしんちゃんでは、お友達や親子のやりとり、ほんのささいなところに、ほろっとくるのです。
映画館が爆笑に包まれながらも次の場面では涙。しんちゃんは、でれ~としているだけではなく、ここぞという時には諦めずに戦うのです。子どもだから泣きながら、立ち向かっていくのです。それをサポートするお友達と両親。涙なくしてみることができません。
映画が終わって小学生の親子などが「しんちゃんすごかったね!」という声も多く聞こえました。笑って泣いて、じーんとします。4歳の娘も、いっぱい笑って、いっぱい泣いていました。
周りで「クレヨンしんちゃん」を見たことがないお母さんも多いのですが、試しに一度お子さんと一緒に、見てみてはどうでしょう?少~し、肩の力が抜けるかもしれません。
元は4コママンガ、PTA協会などにはあまり評判のよろしくないマンガですが、侮ることなかれ、です。