何かと問題になるファイル共有ソフトですが、今度は架空請求が結びついてしまいました。
読売オンライン5月26日付記事より
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100526-OYT1T00076.htm
ファイル共有ソフトからダウンロードするファイルにウィルスが仕掛けられていて、そのウィルスが個人情報を抜き取る。
ここまでは今までもよくあったパターンですが、今回はこの先があり、「流出した個人情報を削除するためにお金を払いなさい」というものです。
「ダウンロードの行為が著作権を侵害しているので、個人情報を削除するために和解金が必要」という言いがかりで詐欺容疑で逮捕されたものです。
今回の記事では「アダルトゲーム」となっていますが、ファイル共有ソフトでは音楽や動画、パソコンのソフトなどもあります。
ファイル共有ソフトを使用しての不正ソフト(音楽、ゲームも)を配信するだけではなく、ダウンロードも違法です。
今回の詐欺行為は、ダウンロードする側にも「不正ソフトをダウンロードしている」という弱みにつけこんだものです。
ファイル共有ソフトを使用している方、ダウンロードするファイルが著作権法に触れることを忘れないでください。
そもそも、ファイル共有ソフトを使用する必要があるのかどうか、それを使うことによるリスクを十分に認識することが重要です。
仕事に使うPCでは絶対に絶対に、使わないようにして下さいね。失う物は大きいですよ。
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