まあ、一時的なもので、そのうち治るだろうと思いながら、叱ったり無視したりなだめたり…。
試行錯誤するうちに、少しづつ対処法がわかってきたので、ここでご紹介してみたいと思います。
いったん受け止める
どうしたものか、と悩んで手にとったのが「ダダこね育ちのすすめ(阿部 秀雄 著)」という本です。
そこには<子供の要求を受け入れられなくても、理解を示しなさい>という内容のことが書いてありました。
そこで、怒り狂う子供の前にしゃがんで、じっと見つめて、「そっか、〇〇したいのね。そうだね。したいよね。」と、とにかく受け止めてみたら、すっとおさまりました。
実は、この本は1年以上前に購入してひととおり読んでいたのですが、わかったつもりで実践出来ていなかったようです。思春期のことも書いてありますので、また、困ったときにはヒントを求めて読みたいと思いました。
モノにしゃべらせる
ごっこ遊びの感覚で、モノにしゃべってもらうと、素直にきくことがあります。
たとえば…
「この服はイヤ!」→服になりきって、「着てもらえないなんて、わたし悲しいわ…。」
「これ食べたくない!」→食べ物になりきって、「〇〇ちゃんのお口に入りたいよ。」
という調子。
お母さんの言うことはきけないけど、モノの言うことはなぜかききます。
ボケる
いわゆるモノボケで、笑いによって怒りを忘れさせる作戦。
「お熱はかろう」→「嫌だ!」→新幹線のおもちゃを脇に持っていき「お熱はかろうよ~」
子どもは「ちがうでしょ~」と笑いながらつっこんで、先程までの怒りはどこかに消え、その後普通に体温計を脇に入れてくれました。
真正面からぶつかってしまわず、うまくかわす方法です。
と、こんなバリエーションで、毎日子どものかんしゃくと向きあっています。
来月スキー場に連れて行くのですが、子どもは「リフトに乗りたい」と今から主張しています。
3歳の子は乗れないと思うよ、と告げると案の定「乗れる!」と激怒。
そうだね、乗れるといいね、と「いったん受け止める」作戦でやり過ごしましたが、さて、現地でうまく納得させることができるでしょうか…。
試行錯誤はまだ続きそうです。
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