2010年1月15日金曜日

不要になったパソコンはどうする?

Windows7の発売もあり、年末年始でパソコンを買い換えた方も多いのではないでしょうか?
私は実家の父のパソコンが壊れたので、年末に父のパソコンの買い替えに付き合いました。

さて、買い換えて嬉しいのもつかの間、今までのパソコンをみなさんはどうしていますか?

廃棄する、他人に譲る、売る・・・
いずれにしても忘れてはいけないのは、「パソコンに保存していたデータの処理」です。

昨日(1月12日)、「あららー」と思ったニュースがありました。

ネット落札のPCに顧客情報、買い取り求め恐喝未遂容疑(朝日新聞) - goo ニュース
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/K2010011202500.html


「企業で使っていたパソコンが」
「インターネットで売買され」
「パソコンに顧客情報が残っていた」

上記3つの部分が非常に気になりました。
そのパソコンは業者に廃棄を依頼したものだったそうですが、その廃棄業者の管理体制に大きな問題があります。

しかしその企業自体の情報セキュリティの認識の甘さもやはり指摘せざるを得ません。
処分するパソコンのデータを完全に削除することは必須事項です。
この点は、個人のパソコンについても同じことです。

では、どうすればいいのでしょうか?

(1)パソコン上でファイルやデータを削除する
(2)ディスクをフォーマットする
(3)専用のデータ削除ソフトを使用する
(4)専門業者に依頼する
(5)ハードディスクを破壊する

一番安全・確実なのは、(5)です。
(3)(4)の場合は、それらへの信頼性を慎重に評価する必要があります。
特に(4)場合は、可能な限り削除(ディスクの廃棄なども含む)に立ち会うことでリスクは軽減します。

残念ながら(1)(2)では全く意味がありません。
パソコン上からファイルやデータを削除しても、ハードディスクから完全には削除されないのです!

不要になったパソコンを友人知人に譲る場合も、相手がパソコンに少し詳しい相手なら簡単にデータを読み取ることが可能であることを忘れないようにしましょう。

家電リサイクル法により、不要になったパソコンはメーカーが回収する義務があります。

PCリサイクル概要 :: PC3R
http://www.pc3r.jp/home/index.html


メーカーに回収してもらう場合も、同様に注意を払って下さいね。

ちなみに私の父のパソコンのハードディスクは、取り外して我が家で遠慮なく破壊させて頂きました。

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