2010年9月7日火曜日

新学期にたて続けの個人情報紛失・流出

新学期が始まりましたが(新学期とは言わない?)、たて続けに個人情報の紛失・流出が発生しています。個人的には学校教諭による紛失が特に気になります。。。



学校における個人情報の管理については、文部科学省から以下の通知が出ています。

文部科学省:学校における個人情報の持出し等による漏えい等の防止について(通知)

これを元に各学校での細かい対策をとる必要があるということです。

対策をとる場合(学校に限りませんが)、まずはどのような情報を、どのような形で、そしてどこに保持しているのかを整理する必要があります。
そして、それらを持ち出す場合のルールも細かく決めないといけないですね。

紙の情報を持ち出す場合は、「ここにあったはずが見つからない」と気がついたり、荷物の大きさである程度わかる可能性があります。しかし、電子データの場合は、見てわからないことが問題なのです。

小さい記憶媒体で
こっそり持ち出される

最近は記憶媒体が小さくて大容量になり、とても便利です。それだけに、悪いことを考える人には便利であり、そして紛失の可能性が高いことを十分に認識してもらいたいと思います。

そして、情報流出・紛失が発生すると、「現時点で悪用の報告はありません」とニュースではでますが、数年度に悪用されることもあるのです。

個人情報:紛失したUSB悪用、学級名簿が散乱 神奈川 8月25日(毎日jp)

ドキッとした方はいませんか?「紛失してもしばらく何もないからもう安心」とは思わないで下さいね。

ちなみに、携帯電話、携帯音楽プレーヤーなども立派な記憶媒体ですのでお忘れなく。

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