2011年10月11日火曜日

官民での防衛、始まる

先日の三菱重工、IHIなどへのサイバー攻撃を受け、情報環境防衛の官民での連携が始まります。

防衛産業へのサイバー攻撃対策、官民連携が始動
IHIなど協力の意向:日本経済新聞



政府は、サイバー攻撃を受けた防衛関連企業へより一層の情報セキュリティー強化を要望しました。あわせて、一般企業へも攻撃に強いシステムの導入や職場での意識向上を求めました。

いわば号令がかかったばかりの状態なので、実際にどうするのかはこれからですが、それにしても号令をかけるにあたり、いつも聞く言葉(一層の情報セキュリティーの強化、意識向上)が聞こえてくる(それ以外に言いようがない?)ところに、情報セキュリティーの難しさを感じます。

防衛関連企業など、かなり強固な情報セキュリティ体制を整えているはずなので、「より一層」というのがどんなものなのか、非常に興味のあるところです。


さて、これだけを聞くと、大きい話すぎて自分には関係ないと思ってしまいませんか?

大手企業は、これからの大きな枠組みに入る、または準拠することを求められることでしょう。しかし中小企業、スモールオフィスは必ずしもそうではないでしょう。そうなると、やはり自分たちで守り、防御していかなくてはならないのです。

中小企業、スモールオフィスだからこそ、サイバー攻撃(サイバー攻撃ではなくてもウィルスなどで被害)を受けてしまうと、致命傷になる恐れもあるのです。
政府は、個人に対してもパソコンやスマートフォンのセキュリティ関連ソフトウエアを常に最新の状態にすることを求めています。
今やスマートフォンも立派な業務ツールです。「パソコンには一応セキュリティソフトを入れてるけどスマートフォンは・・・」となってはいませんか?

ひとごとだと思って後回しにせず、まずはとにかく、現状の把握をしてみてください。

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