先日、App Storeで偽アプリが公開されていました。
App Storeの偽アプリ:iPhone/iPad利用者を狙う詐欺行為を確認/トレンドマイクロセキュリティブログ
これは、トレンドマイクロ社が確認し、約1か月前に公表されていたものです。
その時点で、トレンドマイクロ社はアップル社へ通報をしていましたが、11月13日時点でもまだApp Storeで入手可能な状態のままであったため、改めてニュースになっていました。
アップストアで偽アプリ販売 不正サイトへ誘導の恐れも/朝日新聞デジタル|Yahoo!ニュース
これは、アプリの名称を非常に似せ(このアプリは"the"の有無のみ)、金額を同額にすることにより、誤購入を狙っているものと思われます。
『iPhone、Macは大丈夫』、この話はもうそろそろ忘れましょう。
モバイル向けの不正アプリはAndroidOSが多いのですが、iOSも安心といえなくなってきています。
とはいえ、アップルとGooglePlayでは、アプリの公開に関して大きな違いがあります。
ご存知の方も多いと思いますが、アップルでは事前に、App StoreやMac App Storeに公開するアプリケーションが信頼できるものか審査を行っています。
Apple Developer Support アプリケーション審査
一方のAndroid/GooglePlayでは、事前審査はありません。ユーザーが違反を報告するという方式になっているため、アップルに比べると、どうしても不正アプリの数が多くなってしまうということになります。
Google Play アプリのポリシーに関するよくある質問
今回、アップルでも偽アプリの公開が確認されたことにより、ユーザーは今まで以上に、アプリを購入する際には注意を怠らないようにしましょう。自分で開発者情報やユーザーレビューを確認するなど、各自が行うべき事前チェックの重要性について、再認識する機会となればと思います。
OSに関係なく、少しでも怪しいと思ったら、アプリを購入せずにきちんとチェックするようにしてみてください。
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