2010年9月17日金曜日

Gmailをメールソフトで送受信する方法

Google社が提供しているWEBメール「Gmail」。
お使いになったことは、おありですか?

Googleアカウント(無料です!)を取得するだけで利用できるようになる、メールアカウント&メールツールです。
迷惑メール対策にすぐれ、とても使いやすいWEBメールなので壱頁でも積極的に使用しています。

とはいえ、使い慣れたメールソフトを変えるのは、勇気がいりますよね。
でも大丈夫。
Gmailで転送の設定を行って、いつものメールソフトでGmailを確認するということもできるのです。

それには、Gmailとお使いのメールソフト、双方での設定が必要です。
簡単に手順を説明しますので、是非トライしてみてください!

1.Gmailで転送を有効にする

Gmailの画面右上の「設定」をクリックし、「メール転送とPOP/IMAP」タブをクリックします。



Gmailでの転送方法は3パターンあります。
「転送」「POPダウンロード」「IMAPアクセス」の3つです。

「転送」は単純に、Gmailに来たメールを、指定したメールアドレスに転送。
「POPダウンロード」は、GmailアカウントのメールをPOPという方式で、お使いのメールソフトで送受信ができるように設定します。
「IMAPアクセス」は、Gmailとお使いのメールソフトを連携させ、お互いに反映させて使うことができるようになります。

今回は「POPダウンロード」で説明します。

2.POPを有効にする

POPダウンロードの「1.ステータス」で、上のふたつのどちらかを選択し、POPを有効にします。



3.お使いのメールソフトの設定をする

POPダウンロードの「3.メールクライアントの設定」の「設定手順」をクリックすると以下の画面が表示されます。



サポートされているメールクライアントが示されますので、お使いのメールクライアントを選んでください。
すると、各メールクライアント側での設定手順の説明を見ることができます。

例えば、Outlook2007を選択した場合、「スタードガイド」タブで、詳細な設定が説明されています。


指定されたとおりの手順で設定を行えば、POPダウンロード設定の完了です。
使い慣れたメールソフトでGmailアカウントの送受信ができるようになります。

左程、難しい設定ではありませんので、是非トライしてみてください!

2010年9月7日火曜日

新学期にたて続けの個人情報紛失・流出

新学期が始まりましたが(新学期とは言わない?)、たて続けに個人情報の紛失・流出が発生しています。個人的には学校教諭による紛失が特に気になります。。。



学校における個人情報の管理については、文部科学省から以下の通知が出ています。

文部科学省:学校における個人情報の持出し等による漏えい等の防止について(通知)

これを元に各学校での細かい対策をとる必要があるということです。

対策をとる場合(学校に限りませんが)、まずはどのような情報を、どのような形で、そしてどこに保持しているのかを整理する必要があります。
そして、それらを持ち出す場合のルールも細かく決めないといけないですね。

紙の情報を持ち出す場合は、「ここにあったはずが見つからない」と気がついたり、荷物の大きさである程度わかる可能性があります。しかし、電子データの場合は、見てわからないことが問題なのです。

小さい記憶媒体で
こっそり持ち出される

最近は記憶媒体が小さくて大容量になり、とても便利です。それだけに、悪いことを考える人には便利であり、そして紛失の可能性が高いことを十分に認識してもらいたいと思います。

そして、情報流出・紛失が発生すると、「現時点で悪用の報告はありません」とニュースではでますが、数年度に悪用されることもあるのです。

個人情報:紛失したUSB悪用、学級名簿が散乱 神奈川 8月25日(毎日jp)

ドキッとした方はいませんか?「紛失してもしばらく何もないからもう安心」とは思わないで下さいね。

ちなみに、携帯電話、携帯音楽プレーヤーなども立派な記憶媒体ですのでお忘れなく。

2010年9月6日月曜日

Googleマップで震災時の徒歩帰宅ルートを作ってみました

昨日、防災グッズをチェックしながら、もし会社にいる時に震災が発生したら…と急に不安になりました。
在宅勤務の日が多いので、いままであまり考えたことがなかったのですが、わたしは都心の道路事情にうとく、会社から自宅まで徒歩で帰るルートが全く思い浮かびませんでした。

そこで、Googleマップで帰宅地図を作成してみました。Googleマップには徒歩でのルート作成機能があります。

ただ、会社と自宅の間を徒歩で、という指定でルート検索すると住宅街を通ったりしながら最短ルートをはじきだしますので、震災時の徒歩ルートには向きません。
震災時はなるべく幹線道路を使い、高速道路や鉄道などの高架下を避ける必要がありますので、自分で経由地を設定しました。
この地図を印刷して、財布の中に入れておけば、ちょっと安心です。


Googleマップで徒歩帰宅ルートを作る方法


わたしがやってみた徒歩帰宅ルートを作成方法をご紹介します。
ここでは、壱頁の旧オフィス所在地(青葉台)を自宅と仮定して、新宿の現オフィスからそこまでのルートを作ってみます。

1.会社の場所をGoogleマップで検索

Googleマップにアクセスし、検索ボックスに会社の住所を入力して検索します。
会社の場所に「A」というマークがつきます。



2.最初の経由地を設定

最初の曲がり角を決めます。
曲がり角のところを右クリックし、「ここへのルート」をクリックすると、その場所に「B」というマークがつき、「A」から「B」までのルートが作成されます。
もし電車や車のルートが案内されたら、徒歩マークをクリックします。
ここでは、首都高の下や新宿駅界隈を避けるため、少し遠回りして四谷三丁目交差点まで東に向かうことにしますので、四谷三丁目交差点を最初の曲がり角にしました。




3.2つめ以降の経由地を設定

次の曲がり角を決めます。
曲がり角のところを右クリックし、「ここを目的地にする」をクリックすると、その場所に「C」というマークがつき、「A」から「B」までのルートが「C」まで延長されます。

同様にして、自宅の場所まで順に経由地を設定していきます。


4.ルートを修正して完成

作成されたルートを確認し、ここは違うなというところがあったら、ルートの線をドラッグ&ドロップで動かすことができます。
修正したら完成です。

左のほうに、かかる時間が表示されます。実際の避難は、思い通り歩けず迂回したり、人が多くて自分のペースで歩けないので、もっと時間がかかるらしいのですが、最低でもこのくらいかかるという目安になります。


5.印刷する

右上の「印刷」リンクをクリックすると別のウィンドウが開きます。
「全体図を含める」のチェックボックスをONにすると、地図を印刷できます。


ざっくりとやり方を説明しましたが、航空写真やストリートビューに切り替えたりして、細かく道路の状況を確認しながら作っていくとさらにいいですね。
震災時の帰宅ルートをまだ把握していない方は、ぜひやってみてください。

2010年9月3日金曜日

Cacooで「お問い合わせ」ボタンを作ってみよう

以前、このブログの記事「Cacooで図を描こう!」でとっても便利な作図ツール「Cacoo」をご紹介しましたが、今回は実際の活用例を想定して使い方を解説します。

Cacooの特長である、作成した図をそのままWEBサイトなどで使えるという機能を利用して、企業サイトでよく使う「お問い合わせ」ボタンを作ってみたいと思います。

下のボタンを作ってみましょう。
作り方から、サイトへの設置方法を説明していきます。
お問い合わせはこちらから


1.お問い合わせボタンを作る


アカウントを作成してログインしたら、「新しい図を作成」をクリックしてさっそく作図してみましょう。

図を編集する画面は、上部にアイコンやメニューが並んで、画面の右の方に「インスペクタ」と「ステンシル」が見えています。
まず、「ステンシル」を選びましょう。

「基本」の中にある四角や丸の中から、好きな形を選びます。
ここでは、少し角が丸くなった四角のパーツを使うことにします。
選んだパーツをドラッグ&ドロップで画面の中に連れてきます。



連れてきたパーツをボタンらしく横長に変形します。
四隅や辺の中心にある小さな四角にマウスポインタを合わせると左右の矢印マークになり、変形することができます。



ボタンのスタイル(デザイン)を選びます。
上部のアイコンから、緑色の四角をクリックすると、10色×10種類のスタイルが表示されるので、そこから好きなスタイルを選びます。
ここでは、ボタンらしくふくらんで見えるように、上から下に向かって色が濃くなるものを選びました。



これでボタンの土台ができました。



次に文字を入れます。
パーツをダブルクリックすると文字が入力できるようになりますので、ボタンに書きたい文字を入力します。
ここでは、「お問い合せはこちらから」と入力しました。



文字を太字にし、文字サイズを大きくします。
「インスペクタ」の「A」のタブで「B」のボタンをクリックすると太字になります。
「サイズ」のところで、文字サイズを選びます。
余談ですが、目立たせようとしてぎりぎりまで文字サイズを大きくしてしまうと素人っぽくなってしまいます。周囲に適度な余白を持たせるときれいに仕上がります。



これで、ボタンは完成です。
作ったボタンを保存しましょう。
「タイトル」にわかりやすい名前を入力し、公開設定にチェックを入れて保存します。
ここで公開設定にチェックを入れると、あとでWEBサイトに表示させることができるようになります。



編集画面を終了します。
いきなりブラウザやブラウザのタブを閉じないで、Cacooの画面内、右上にある×印をクリックして終了してください。



2.ホームページに埋め込む


作ったボタンをホームページに設置します。
まず、図のアドレス(URL)を調べます。

「図の一覧」画面に保存されている図が表示されますので、作ったボタンをクリックします。


次の画面で、「リンク」をクリックすると下記のような画像URLが表示されます。
https://cacoo.com/diagrams/××××××××××.png

これをコピーします。
URLをなぞってコピーしてもいいですが、画像URLの右のクリップボードのアイコンをクリックすると簡単です。



あとは、この画像URLをWEBサイトで呼び出してあげればOKです。

こんな感じで表示されますので、この画像にお問い合わせフォームへのリンクを付けてあげれば完成です。

お問い合わせはこちらから

HTMLのソースの書き方は、下記のような感じです。

<a href="お問い合わせフォームのURL"><img src="画像URL" alt="お問い合せはこちらから" /></a>


WEBサイトにお問い合わせフォームへのボタンがなかったら、ぜひお試しください。
サイトからのお問い合せが増えるかも!?

文字を変えれば、「資料請求」「詳しくはこちら」など、いろいろなボタンを作ることもできますね。


★こちらからCacoo登録していただくと、5シート追加されます。
新規アカウント登録