インターネット上で被害者、または無意識のうちに加害者にならないために、最も重要で自分自身でできることの一つは、パスワードを変えること。
しかし、これが面倒であることも事実です。
個人のメールなどは最悪、削除するという手もありますが、インターネットバンキングなどを使用している場合はそうはいきません。
先日、インターネットバンクの口座を開設しましたが、そこでは、決済や設定変更の場合に、ログインパスワード以外にワンタイムパスワードを使用する設定をすることができます。
これを設定すると、通常のログイン後、設定の変更や決済の度に、"ワンタイムパスワード"を発行し、それを都度入力することになります。
ワンタイムパスワードは時間制限がありますので、セキュリティ上、非常に効果的です。万一ログイン情報が漏えいしてしまっても、ワンタイムパスワードも併用していれば、被害にあうリスクはかなり下がるでしょう。
大手銀行でも導入されています。
三菱東京UFJ銀行:インターネットバンキングのログイン時の本人確認方法を一部追加します。(平成24年2月12日(日)より)
みずほ銀行:ワンタイムパスワード
三井住友銀行:ワンタイムパスワード
りそな銀行:セキュリティQ&A (6)ワンタイムパスワードとは何ですか?
操作は全然難しくないですから、サービスを提供している銀行に口座をお持ちの方は、ぜひ使ってください。
ただし、ワンタイムパスワード生成器を使用する場合は、それ自体をなくさない、落とさない、ログイン情報(メモなど)と一緒にしておかないようにしてくださいね。