東日本大震災から3週間。
東京では生活が落ちつきつつありますが
被災された皆様には、まだまだ大変な状況がつづいていらっしゃることと思います。
今回の件では、「備え」について多くの方が、いろいろと考えられたのではないでしょうか。
PCやデータの「備え」についても、あらためて考えさせられました。
ハードウェアが一度に全部だめになってしまった時のことなども、考えておかなければならないことですね。
私事ですが、普段使用しているPCの調子が悪くなり、ちょうどデータのバックアップや移行を行っているところですので、普段のパソコン使いの中で「こうしておくと、パソコンがダメになった時に便利だよ。」というおすすめ術を、2点ほど書かせていただきたいと思います。
まず1点目は
「いろいろなサービスのユーザ名、パスワードはきちんと覚えておく、もしくは控えておく」
普段から使用しているパソコンが急に使えなくなったとき、メールを送受信するためのアカウント、各種サービスを使うためのログイン名やパスワードがわからなくなってしまうことがよくあります。
普段から使っているパソコンでは、アカウントやパスワードがすでに記録されていて、あらためてログイン画面がでてしまうとわからない方が多いのではないでしょうか。
もっとも良いのは、普段からパスワードを毎回入力する設定にしておくことです。
(例:ブラウザで「パスワードを保存しない」という設定にしておく)
面倒でもありますが、毎回、自分でアカウント名、パスワードなどを入力すれば、自然と記憶できます。
また、パソコンが盗難にあったときなどの対策にもなります。
毎回入力するのは手間で、自動的にログインしているという方も、自分が利用しているサービスのアカウント名、パスワードなどはきちんと控えておきましょう。
2点目は「データのバックアップにオンラインツールも利用する」
普段から、パソコンのデータは、外付けハードディスクなどでバックアップをとっておくことをおすすめしますが、今回のような大きな災害になると、ハードウェアすべてがダメになってしまうというようなことも、起こり得ます。
そんな時のために、オンラインツールにデータを保存してあると、PCや機器がダメになってしまったとしても、別の場所から、あるいは新しいPCから、データを取り出すことができます。
壱頁では、GoogleAppsを使用しているので、突然パソコンが壊れても、別のパソコンからアクセスすれば、まったく同じように仕事を行うことができます。
私自身、プライベートでも、Googleツール群を使用しており、簡単に登録でき、しかも無料でなのでおすすめです。
ウェブメールサービスです。
設定をすることで、現在お使いのメールアドレスのメールの送受信を行うこともできます。
ドキュメントの作成、編集、アップロードができます。
Googleドキュメント以外の形式のファイルもアップロードできるので
アップロードしておくことで、ファイルのオンラインバックアップになります。
- Picasaウェブアルバム
写真などの画像をアップロードできます。
無料の画像管理ソフトウェアPicasa3も、便利なツールです。
家族の写真をアップロードしておけば、アルバムのバックアップになります。
無料の保存容量は1GBですが、追加の保存容量を購入することができ
20 GBが年間 5 ドルです。(容量プランはいろいろあります)
天災も、PCの不調も、いつ起こるかわかりません。
普段から、PCに関しても「備え」を行っておきたいですね。