2012年2月13日月曜日

情報セキュリティ月間、PC/スマホのセキュリティ対策を

2月は情報セキュリティ月間です。

内閣官房情報セキュリティセンター


決算が3月末の企業ではこれから一段と忙しくなる時期ですね。
そんな時期だからこそ、扱うデータの重要性を実感できるのではないでしょうか。
それらを守るためには情報セキュリティが重要であることを再認識する、いい時期なのかもしれません。

家庭でも、新入学、新学期に向けてPCや携帯電話の購入をされる方も多いのではないでしょうか。

我が家も娘が小学校に入学するので、キッズ携帯を購入しました。それに便乗(!?)して、私もスマホにすることに。

以前も「スマートフォンのセキュリティ」という記事を書きましたが、実際に購入して改めてわかることがありました。

私が購入したスマホは、最初からセキュリティソフトが入っています。
ところが、契約の手続き中にふと横を見ると、それとは別のセキュリティソフトの案内が貼ってありました。
気になったので、この機会にいろいろ話をきいてみたところ、結論としては、最初から入っている無料のものは"最低限の"対策にしかならないということです。

メールしかしない、標準のサービスしか使わない、など、スマホ自体を本当に最低限の使い方しかしないのであれば、それでもまあいいのかもしれませんが、それならわざわざスマホにする必要はないわけですよね。

いつでも簡単にインターネット環境を使うのであれば、PCと同様、接続したサイトで個人情報を入力したり、お買い物をしたりもするわけです。そうなれば、PCを使うのと同じリスクがあることがよくわかります。

私は普段から、仕事で使う(可能性のある)PCのセキュリティソフトには無料のものは避けたほうがいいとアドバイスしています(もちろん、高ければいいというものではありませんが)。
それと同じで、スマホにもやはり、有料のセキュリティソフトを"前向きに"検討する必要がありますね。

対応されるお店の人の知識や理解度にも依存してしまうと思いますが、スマホに買い替えをする時には、ぜひ、別売のセキュリティソフトについて聞いてみてください。


藤村官房長官は、情報セキュリティ月間にあたり、情報セキュリティ対策を自動車のシートベルトに例えて注意喚起しています。

「高まるセキュリティの懸念、一人ひとりが適切な対応を」――官房長官:ニュース:PC Online

確かに、シートベルトをしたからといって事故に遭わないとは限りません。しかし、シートベルトをしていたから軽い怪我ですんだという話はよくあること。
同様に、セキュリティソフトを入れているから、ウィルスに感染しない、情報が漏えいしないとは限りませんが、そのリスクをできるだけ下げることができるわけです。

シートベルトをしていない、子供にさせないで平気でいる親御さんも多くみかけるので、そういう人へはこのメッセージは効かないのかな?と不安になります。
でも、シートベルトもPC/スマホのセキュリティ対策も、子供にこそ、ちゃんと教えてあげて欲しいと、強く思います。
もちろん、それにはまず親が実践、ですけどね。

話が少しそれましたが、情報セキュリティ月間ということで、Yahoo! でもスマホのセキュリティ特集がありますので、チェックしてみてください。

あなたのスマホだいじょうぶ? ネットの安全特集2012 春 Vol.17 - Yahoo! JAPAN